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平屋を建てる前に整理しておこう!平屋のメリットと注意点

[一般住宅]2023/01/11

平屋を建てる前に整理しておこう!平屋のメリットと注意点

注文住宅のサイエンスホームは静岡県浜松市を中心として、全国に約120の店舗、約110の展示場を構える住宅会社です。サイエンスホームの注文住宅は、現代の住宅ではあまり見かけない、柱や梁が現しになった「真壁づくり」の木の家。戦前戦後まで日本の家は、ほとんどが真壁づくりでした。先人たちが日本の気候風土に合わせて創り上げた技術には、暮らしの知恵が詰まっています。日本人に合う、日本古来の暮らしを現代でも通用させるために、サイエンスホームは立ち上げられました。サイエンスホームは、「懐かしいのに新しい」「誰もがホッとする」そんな斬新で癒される注文住宅の木の家を、日本全国へ提供し続けています。

たくさんある、平屋のメリット

近年、浜松市でも大人気の平屋の家。たくさんのメリットがあるため、平屋タイプの住まいを検討する方が増えています。

具体的にいいところを挙げると、二階建てと異なり、生活動線を一階部分で完結させることができるため、家事や育児がスムーズなこと。わざわざ階段の上り降りをしなくて済むので時短にもなりますね。

階段の上り降りがないことは、夫婦が年老いた後のことを考えても重要です。足腰が悪くなったら上階を使うのは難しくなりますし、そのような年齢の場合は階段の事故が致命傷になる可能性も出てきます。先々のことまで見据えた場合にも平屋はメリットがあると言えます。

さらに、一階にすべてを集約させる必要がありますから、限られた空間を上手に利用することが求められます。整理収納のことを考えて無駄なものを買うこともなくなり、今あるものを大切に使うように意識も変わります。

無駄を省くという意味では、二階建ての場合はトイレや掃除機などが各階にあったりするものですが、平屋であればひとつで足ります。もちろんお掃除ロボットも1台でOKです。二階建てにするだけで余計にかかっているコストというのが、実はあるのです。

また、平屋であれば設計次第でどの部屋からも庭と繋がれますから、そういう意味でも日々の暮らしが豊かなものになります。一階と二階で家族が分断されることもないため、常に「ちょうどよい距離感」を味わうのに平屋はうってつけのスタイルです。

ちなみに平屋は二階建てに比べると構造的に安定しているため、耐震性能も高めやすいです。高さを低く抑えられるので、建物のプロポーションもよくなりますね。

上記のようにメリットが多い一方で、失敗にも繋がりやすいのが平屋。「平屋を建てたい」と思っているあなたは、これからお伝えする3つの点に注意してください!

1.土地面積に注意

2階建ての場合は、階段を使って立体的に動線を収めることができます。しかし、平屋の場合はそれができませんよね。居室と居室をつなぐための廊下を設けるなど、その動線分の床面積が別途必要になってしまいやすいです。

平屋を建てるにはおおよそ70〜80坪の床面積が必要と言われますが、浜松市内の分譲地は50坪前後が多く、ほとんどが二階建ての住宅を想定して分筆されています。

立地だけで先に土地を決めてしまったりすると、結果的に「平屋が入らない...」ということもあり得ますのでご注意ください。

2.コストに注意

前述した床面積にも関係しますが、建坪が増えるということは基礎や屋根、外壁など、お金がかかる外装部分の表面積が増えるということです。

平屋のほうがシンプルだし安くなりそう、というイメージを持っている方もいらっしゃいますが、坪単価で計算した場合、二階建てよりも平屋のほうが高くなりやすいということは、あらかじめ知っておいていただきたいポイントです。(もちろん、コスト削減の方法などもあります。本記事を最後までお読みいただければと思います)

3.周辺環境に注意

最後に周辺環境の問題です。浜松市内の分譲地は二階建てに最適化されていると前述しましたが、もし平屋の建築予定地の周囲が二階建ての住宅に囲まれていると、平屋を建築するのは難しいかもしれません。

平屋の生活空間は隣家の住人たちに丸見えということになりかねませんから、プライバシーの問題から平屋を諦めざるを得ない状況と言えるかもしれません。

平屋は、二階建てに比べると寝室にも侵入しやすいため、防犯的な注意も欠かせません。そのようなリスクについても事前に理解しておきましょう。

平屋を建てる場合の心構え

ここまで述べてきたようにリスクもある平屋建て。ですから「何が何でも平屋を建てたい!」という気持ちで勇み足で家づくりを進めると失敗してしまう可能性が高まります。

建築予定地の環境や、あなたやご家族の暮らし方へのニーズ次第では平屋が最適解ではない場合もありますから、固定観念は取り払い、フラットな目線でマイホームを検討していくことをおすすめします。

もちろん、坪数が小さく、周辺に住宅が密集している土地だったとしても、平屋を建てることができないわけではありません。無駄を削ぎ落としてコンパクトにしていくことで、その土地に収まり、建築コストを抑えた平屋を実現することは可能です。
日当たりやプライバシーなどもしっかり計算してもらい、建築予定地にフィットする配置計画が実現できるよう、住宅会社と二人三脚で家づくりを進めていきましょう。

また、建築予定地が決まっていない場合は、住宅会社さんと一緒に平屋に適した物件を探すのもよいでしょう。土地の良し悪しは素人ではなかなか判断できませんから、プロの目線も参考にしつつ、土地探しをしてみてください。

ここまでメリットや注意点、平屋を建てる場合の心構えについてお伝えしてきましたが、一言で「平屋」と言ってもタイプもさまざま。

実際にあなたやご家族が思い描いている暮らし方ができるかどうかは、たくさんの平屋を見て感じていただくことが重要です。

サイエンスホームの西ヶ崎展示場では、シンプルな平屋とロフト付きの平屋、ふたつの平屋を同時に見学することができちゃいます。現地で体感してもらうと、同じ平屋でも全然違うことが実感いただけると思います。平屋の家づくりを進める前に、ぜひ一度チェックしてみてください!

西ヶ崎モデルハウス

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