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ペットと暮らす家を建てる上で大切な3つのポイント

[ペットとくつろぐ家]2024/07/24

ペットと暮らす家を建てる上で大切な3つのポイント

ポイントその1 ペットもオーナーもストレスの少ない間取り

『犬と暮らす』『猫と暮らす』『その他動物と暮らす』と一言で言っても、その子によって性格も健康状態も相性も何もかも違うので、正解(絶対にどの家族も暮らしやすい間取り)はないと考えています。

ペットが危ないところに行かないようにとか、仕切りや扉だらけのペットファーストの間取りのお家では、開放感や動線が損なわれてしまい、オーナーがマイホームの理想を実現しづらかったり、ストレスを感じてしまったりします。

反対に、どこからでもペットを見られるとお世話しやすいため、リビングのど真ん中にペットケージを置くといったオーナーファーストの間取りでは、ペットは安心して落ち着ける場所がなくなったり、お留守番の際に分離不安になってしまったりする可能性もあります。そのため、ペットとオーナーお互いの理想を上手くミックスして、どちらもwin‐winの間取りにしたいですね。

そのためには、ペットの動物としての習性はもちろん、【その子】ならではの性格をしっかりヒアリングして、一緒に最適な環境を考える必要があります。そして、オーナーがそれぞれのペットとどのように暮らしたいか、どのような関係性を築いていきたいか、などもじっくりヒアリングし、マイホームの理想も叶えつつ、大切なペットも安全で快適に暮らす方法を、私たちと一緒に模索しましょう!

私たちにできることは、正解の間取りを提案することではなく、お施主様と一緒に大切なペットのために納得できるまで悩むことだと思います。

【例 要望】
・夫婦共働き (お留守番多い)
・下の子が病気がちなので、夜中でも楽に部屋を確認したい
・多頭飼い
・1匹は寂しがり、1匹は人嫌い
・元野犬で警戒心が強く、番犬気質
・寒がり暑がり
・よくゲストを呼ぶ
・開放的な間取りに憧れるが、ゲストにアレルギーの人もいるので心配
・電気代が気になるので、できればエアコン1台稼働で済ませたい など

【提案する間取り例】
・ペットルームは腰壁にすることで目線を隠せて、リラックスしてお留守番できる環境を作る。同時にエアコンの効きも良く、ペットルーム用のエアコンは不要になります。
・1Fは開放的にして、ゲストルームは2Fへ配置することで、2FはペットNGにしたアレルギー対策を。
・ペットルームは人通りのある道側は避け、地窓を設けて、お留守番中の暇つぶしにすることで、地窓も人が通る道側ではなく畑がある側に設置して、警戒せず景色を楽しめます。
・吹き抜けを作って、2F寝室からもすぐに様子が確認できるように工夫する。

ポイントその2 床材選び

ペットと暮らすお家を建てるお客様からの質問で1番多いのが、床材選びについてです。サイエンスホームでは、アカシア、クリ、サクラ、ヒノキの中から床材を選んでいただいております。ちなみに全て無垢材です。

柔らかい材を選ぶと、ペットの足腰に優しいです。滑ってその場で何歩かバタバタしてしまう子や、シニアの子、パテラの子などには柔らかい床材がおすすめです。しかし、床は傷つきやすいです。傷は気にならない方と気になる方がいらっしゃるので、サンプルを傷つけてみて、ご自身の感性に問いかける作業を必ず行ってください。

傷も悪いことだけではなく、傷つくことによって木は香りを出してくれるので、柔らかい木は香りもよく出ます!固い木を選ぶと、傷つきにくいので人間のストレスは減ります。傷に毛やペットの嘔吐物が入り込んで...、なども比較的少なくなるので、多少掃除性も上がる気がします。

ただ、やはり滑りやすいです。ペットがどのような走り方をするかによっても変わりますし、そもそもお家の中で全力疾走するタイプなのか否かでも、採用確率が変動しそうですね。間取りと同じく、最適解は出ないです。そのため、傷つきやすさと滑りにくさのバランスが大切です。色々言ってみましたが、一緒に暮らすペットの性格や年齢、体調、体重によってもおすすめの床材が変わるので、迷ったらまずご相談ください!

【例 粟野家】
使用床材 サクラ 
柔らかすぎず固すぎないので、傷も爆走しなければそんなにつかない。
爆走されるので結果傷はたくさんある。
色のおかげか、傷はあるけど目立ちにくいと感じる。毛も見えにくい。
最近は庭で走って室内ではゴロゴロしているので、新たな傷は増殖していない
アパートの時ほど滑ってはいないが、急にダッシュすると滑っている。
かなり満足している!

ポイントその3 におい対策

動物の匂いは大好きだけど、ゲストに指摘されたら気になりますよね。毎日のことなので、オーナーは匂いに慣れてしまって分からなくなっていることが多いのも心配です。とは言え、いい匂いの芳香剤などを置くと、嗅覚の鋭い動物たちにとっては苦しい...。

この悩みに関しては最適解に近い答えが私の中では出ています。それは、木の家に住むこと!森にはいろんな動物やそのフン、死骸もあります。しかし森の香りは木のいい香りです。そう、木の脱臭効果はかなり強力なのです。

我が家もアパート時代は犬犬しい香りでいっぱいでしたが、掃除の頻度がむしろ落ちた今は、ゲストに「木のいい香り~!」と言われます。さらに、匂いはジメジメしているとより気になりますが、木は湿気を吸ってくれるのでなお安心です。自然の力で脱臭しているので、動物にとってもストレスが少ないです。これぞwin-winの関係ですね。

サイエンスホームの強み

人や動物用のアロマにもよく採用されている木は、人も動物もリラックスできる成分を出しています。元々は人もペットも森に棲んでいた動物だからでしょうか。木がたくさんある空間は、とにかく落ち着きます。それは構造材を存分に露出させた、サイエンスホームの【真壁づくり】だから成せることです。住む生き物はリラックスできる上に建物は長持ちするなんて、真壁づくりを選択する以外の選択肢は果たして存在するのでしょうか。

また、サイエンスホームは自由設計ですので、"ワンちゃん""ネコちゃん"に向けたお家や間取りではなく、【その子】に合った間取りをご提案、実現できます。動物が大好きなスタッフが多く在籍しており、半数がペットを飼っています。ペットのことについて大喜びでご相談に乗らせていただけるのも、サイエンスホーム浜松店ならではの魅力ではないでしょうか。

この記事は私が書きました

サイエンスホーム浜松店 アドバイザー粟野文乃

こんにちは!サイエンスホーム浜松店の粟野文乃と申します。2022年にサイエンスホームで自宅を建て、主人と2匹の保護犬、2匹の羊と、平屋でのんびり暮らしています。
愛犬のためにお家を建てたのもあり、特にペットと暮らすお家づくりへの尽力は他の追随を許さないと自負しております。真壁づくりのお家は、動物と暮らすのにピッタリですよ~!
床材、間取り、匂い対策だけではなく、ペットが小さい時も老後も幸せに生活できるような工夫を一緒に考えましょう♪ペットと暮らす方ももちろん、ペットを将来的にお迎えしたい方、何なら暮らさない方もぜひ私に何でもご相談ください!

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