サイエンスホーム浜松店では、サイエンスホームの家でペットと暮らしているスタッフが多くいます。そんなスタッフをうらやましい目で見ているスタッフがいます。私、インテリアコーディネーターの柴田です。今回は、私が賃貸で保護猫ちゃんと暮らす中で、常日頃から感じていることをお話します。
サイエンスホームの木の家は人も猫ちゃんもストレスフリー
猫ちゃんと暮らす際、猫ちゃん第一という強い気持ちを持ちながら住まい探しをされると思います。
・自由に動き回れるようなオープンな空間
・上下運動ができるような吹き抜けや梁、手すり
・ストレスを感じることなくトイレができる空間づくり...
サイエンスホームは、住む人がリラックスでき、ゆったりとした時間を過ごせる木の家です。
・開放感溢れるオープンな間取り
・1階と2階でコミュニケーションが取れる大きな吹き抜け
・木が持つ調湿効果により湿気や乾燥にストレスを感じない
サイエンスホーム浜松店で猫ちゃんが伸び伸びと暮らすことができる家を建てると、そこで一緒に暮らす人もストレスなく過ごせる家になります。
なかなか巡り合わない【ペット可】という文字
猫ちゃんと一緒に暮らす賃貸を探すために、希望のエリア・家賃・広さなどを入力後、【ペット可】にチェックを入れると急激に物件数が減るという経験はありませんか?さらに、犬の飼育を許可している物件よりも猫可物件が格段に少ないです。そのうえ、1匹までと決められている物件もあり、多頭飼いの方にとっては厳しい現実です。
猫ちゃんの鳴き声で近隣住民に迷惑がかかったり、爪とぎで壁紙や柱を傷つけてしまったりする可能性が高いという点で、物件の所有者にとって猫を飼われることはデメリットが多いものです。猫ちゃんを飼う側も、傷をつけないかひやひやする瞬間が多く、ストレスを感じてしまいますよね。
■初期費用に賃料、保証料、敷金と、とにかく高い
猫可物件は少なく希少であり、傷をつけてしまう可能性があるということから一般的な物件よりも賃料は高くなります。猫ちゃんの爪等で傷をつけてしまった壁紙、畳、フローリングには修繕費がかかるため、敷金や保証料が高くなる可能性が高いです。敷金で多く払ったとしても、退去時に修繕費を余分に支払うこともあります。
やっと出会えた猫ちゃん飼育可の物件では、そこに住む人たちの生活スタイルに適さない間取りや仕様である可能性もあります。
「2人暮らしなのに、リビング以外に部屋が3つもある」
「テレビを見ながらご飯を食べたいけど、リビングとダイニングが別の部屋になっている」
自分たちの生活に適さないうえに、賃料が高いのはどこか納得がいかないですね。
そんな気持ちを晴らしてくれるのは、注文住宅です。注文住宅であれば、猫ちゃんが気持ちよく過ごせるような要望だけでなく、一緒に住む人たちの生活スタイルに合わせた間取りや仕様にすることができます。自分たちが考えた要望に応じた金額であれば、納得できますね。
賃貸では、賃料を毎月支払っても一枚の扉ですら自分たちの物になりません。住宅ローンで注文住宅を購入すると、毎月の返済で少しずつ自分たちの物になっていきます。自分たちの物であれば、猫ちゃんがもし傷をつけてしまっても、賃貸より心に余裕ができショックが激減します。
■猫ちゃんOKで賃料が安い物件発見!でも築年数が...
数少ない猫可物件の中、やっとの思いで予算内の物件を見つけたとしても、次に立ちはだかる壁は築年数です。猫可物件の中には、一般募集ではなかなか入居者が決まりにくい人気のない物件もあります。どうにか空室をなくしたいという考えから、猫ちゃん飼育可にして且つ賃料も安くしている物件が多いです。
一般募集で人気のない物件のほとんどは、築年数が古く、築30~40年以上です。国土交通省によると、日本では取り壊される住宅の平均築後経過年数は約30年です。(参考:長持ち住宅の手引きsample01 (mlit.go.jp))築30年の賃貸に住むということは、寿命を迎えそうな家で新しい生活をしようとしている状態になります。
構造材や水回りの配管、断熱性能等への不安が新生活1日目から募ります。家の古い仕様や断熱によって、そこで暮らす人も猫ちゃんも快適に過ごすことが難しくなるでしょう。
賃貸の制限その1 【間取り】
注文住宅では、家族構成や生活スタイルに応じて居室の数や間取りを決めることができます。また、畳の部屋やウォークインクローゼット、ゲストルーム、猫ちゃんの部屋等の有無も自由に決められます。賃貸では、決まった部屋数で間取りを組まれているため、猫ちゃんと一緒に暮らすうえでいくつか問題点があります。
■リビングにトイレはどうしても気になる?
賃貸で部屋数が決まっている中、置き場に困る物が猫ちゃんのトイレです。廊下もそこまで広くなければ、収納やウォークインクローゼットも扉付きがほとんどです。結局、掃除のしやすいリビングに置く方が多いのではないでしょうか。
リビングのソファでくつろいでいる時に、猫ちゃんがトイレをしていると気になりますよね。猫ちゃん側も、トイレをしている姿を見られるとストレスになる子が多いです。トイレの見た目も気になりますが、匂いの方が気になりますよね。猫ちゃんは元々乾燥地帯で生息していたため、少ない水分で尿を生成する必要がありました。そのため、猫ちゃんの尿は濃縮されたものになり、匂いが臭いと言われています。(参考:猫のトイレの臭いで悩んでいます。臭いの原因や適切な対策について教えてください | くらしにプラス | エステー株式会社 (st-c.co.jp))
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間取りや仕様を自由に決められる注文住宅では、リビングに猫ちゃんのトイレを置いたとしても、見えないように視覚的に調整や工夫をすることができます。
格子壁を設置して、通気性を保ちながら視界を遮ったり、収納の扉をロールスクリーンにしてトイレスペースを設けたり、人も猫ちゃんもストレスフリーな生活を送られるように細かい設定が可能です。
■1日の運動量足りていますか?
猫ちゃんは1日に約10~30分の運動が必要になります。これは猫ちゃんの種類や毛の長さ、年齢によって変わります。
・子猫(生後7か月程度):1日約20分程度の運動が必要
・成猫:狩猟本能を満たしてあげるような上下運動が必要
・老猫(7歳以降):1日約10分程度の、無理のない範囲での運動が必要
・短毛種(日本猫、ベンガル等):1日約20~30分程度の運動が必要
・長毛種(ペルシャ、ラグドール等):1日約10~15分程度の運動が必要
ほとんどの賃貸はワンフロアのみの間取りです。上記で記載した通り、猫ちゃんの狩猟本能を満たすには上下運動が必要です。市販のキャットタワーだけでは限界があり、面積も取ります。
猫ちゃんが突然走り回ったり、飛びついたり、高いところに駆け上がったりすることはありませんか?
これらの行動を「真空行動」と言います。思うように運動ができず、有り余ったエネルギーを発散させるために真空行動をするそうです。(参考:【猫の運動不足】年齢や猫種別の適切な運動量とは?|運動不足解消のおもちゃやグッズもご紹介! (pet-lifestyle.com))
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注文住宅では、各部屋の広さを決めることができるため、リビングを広く直線距離を取れるようにして猫ちゃんが自由に動き回れるような間取りにできます。また、2階建ての家では、階段の上り下りが猫ちゃんの運動にもなります。
注文住宅のサイエンスホーム浜松店では、リビングの大きな吹き抜けが特徴的です。吹き抜けには梁や手すりがあり、猫ちゃんたちの大きなキャットタワーにもなります。梁は構造材になるので、見た目に違和感がなく、空間に統一感があります。
■ダメと言われたらやりたくなる
築年数が古い賃貸の多くは、畳の部屋があります。猫ちゃんにとって畳は、爪とぎの楽園そのものです。家の隅々まで探検することを趣味にしている猫ちゃんは多いですよね。畳の部屋に入ってはいけないとしつけても、人間の子どもと同様に、猫ちゃんもダメと言われたら入ってみたくなるものです。
畳の部屋の入口は襖や引き戸が多いですが、人の動きを観察して、横に動かしたら入れると理解する賢い猫ちゃんもいます。畳の部屋に限らず、入ってほしくない空間は少なからずありますよね。
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注文住宅のサイエンスホーム浜松店では部屋の建具を工夫して、猫ちゃんの進入を禁止したり、調整したりできます。開き戸にしたり、鍵をつけたり、猫ドアにしたり、自由に設計できるため、猫ちゃんに直接注意しなくても済むようになります。
また、猫アレルギーを持っている方を招き入れた際にも、猫ちゃんが入れない部屋を一つ作るだけで安心して過ごすことができます。猫ちゃんがみんな畳で爪とぎをするとは限りません。畳でしない子もいれば、壁紙で爪とぎする子もいたり、柱でしてしまう子もいたりします。その子に合った間取りや仕様を、サイエンスホーム浜松店のスタッフと一緒に決めていきましょう。
賃貸の制限その2 【DIY】
ここ数年、自分たちで家具等を作る【DIY】が流行っていますよね。壁に打ち付ける作業NGの賃貸でも使えるようなDIYセット等が売り出されています。DIYツールを使い、床と天井に2×4を突っ張り、棚を付けてキャットタワーを作ることができます。
ただここで1つ心配なことがあります。
■本当に安全?
昨今、日本では地震が頻繁に発生しています。床と天井に動かないように突っ張って固定していても、家の構造材と完全には固定されていません。猫ちゃんは高い場所から空間を見渡すことが好きなので、天井近くの場所でくつろぐ子が多いです。猫ちゃんがくつろいでいる時に地震が発生し、DIYで作ったキャットタワーが倒れてしまったら危ないですよね。
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猫ちゃんと暮らす家を注文住宅で建てることにより、空間に溶け込むような、キャットタワーとしても、書類や雑貨を置く棚としても使える造作家具をプロに作ってもらうことが可能です。
賃貸のように家の構造材を傷つけてはいけない等のルールはないので、柱や耐力壁に直接固定できるため、安全で安心です。
注文住宅のサイエンスホーム浜松店では、構造材である柱や梁をあえて見せている【木の家なら、サイエンスホームの"真壁づくり"がおすすめ!サイエンスホームの"真壁づくり"とは?】を採用しています。反対に、構造材を壁の中に隠している造りを大壁づくりと言います。
大壁づくりの家でDIYをする時に、構造材にビスを打って固定したくても、構造材が壁に隠れているためどこに打てばいいのか分かりません。真壁づくりでは柱や梁が見えているため、DIY初心者でも一発で棚などの取り付けができます。
賃貸の制限その3 【脱走防止対策】
猫ちゃんは溶けます。病院に連れていく素振りを見せると、軟体動物のような動きをして抱っこを回避する子がいますよね。そんな猫ちゃんですが、自分の顔くらいの隙間であれば、通り抜けることができます。最後まで閉めきっていない窓、玄関ドア越しに行う宅配業者とのやり取りなど、猫ちゃんが外に出てしまう隙間は日常生活にたくさんあります。
完全室内飼いの猫ちゃんであれば、外の世界は危険で溢れています。猫ちゃんはびっくりすると体が止まってしまうため、外に出てしまうことをなるべく避けたいですよね。猫ちゃんと暮らせる賃貸として元々建てたのであれば、脱走対策をしている物件もあります。しかし、人気のなくなった物件を猫可にした賃貸は、ほとんどが脱走防止対策をしていません。
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注文住宅であれば、間取りを自由に決められるため、玄関ドアとリビングの間に扉を一枚設置し、猫ちゃんが容易に玄関ドア付近に行けないようにできます。
サイエンスホーム浜松店では、高気密・高断熱のため玄関からリビングまでオープンにする間取りも人気です。開放感を味わいたい方、でも猫ちゃんの脱走も不安、という方には格子扉をおすすめします。注文住宅のサイエンスホーム浜松店は、建具も自由に設計することができます。格子の隙間を猫ちゃんの頭が入らないような3.5cmほどに設定すれば、通気性や開放感を損なわず猫ちゃんの脱走防止対策にもなります。
また網戸に爪を引っ掛けて、そのまま天井の方まで登っていく猫ちゃんもいますよね。外を眺めることが大好きな猫ちゃんは、外にいる鳥や虫を見つけると興奮して網戸に飛びついてしまうことがあります。
一般的な賃貸では、金属網戸のような強い物を使用していない物件がほとんどなので、爪が網戸に引っ掛かり破れてしまう可能性もあります。破れた網戸から脱走してしまうこともあるので、対策はしっかりしておきたいですね。
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サイエンスホーム浜松店は、自由設計なので網戸を金属網戸に変更することはもちろん可能です。
また柱や梁を現しにする真壁づくりのため、窓台に10cm程度の空間ができ、猫ちゃんが香箱座りやニャルソックをするスペースとして最適です。
窓際が一番好きな場所という猫ちゃんはたくさんいます。ペットと暮らすサイエンスホームについてインタビューしたM様邸でも、猫ちゃんはインタビュー中ずっと窓際で外を眺めていました。
ペットオーナー様へのインタビュー内容はこちらからご覧ください。
⇒ペットとくつろぐ家
猫ちゃんと一緒にゆったりとした時間をサイエンスホームで
いかがでしたか?
サイエンスホーム浜松店スタッフの多くが動物大好きです。実際にサイエンスホームの家でペットと暮らしているスタッフも多く在籍しています。ペットと暮らす家での実体験を豊富に兼ね備えているサイエンスホーム浜松店では、お客様それぞれに適した素敵なご提案が得意です。猫ちゃんに限らず、ペットと暮らす家を検討している方は、ぜひ一度サイエンスホーム浜松店へお越しください。
この記事は私が書きました
サイエンスホーム浜松店 コーディネーター柴田
こんにちは。サイエンスホーム浜松店でコーディネーターをしている柴田です。大学でインテリアデザインを学び、見た目で惹かれる住宅会社を探して就職活動をしていました。圧倒的に他と雰囲気が異なるサイエンスホームは、柱と梁の直線が美しく、和風から洋風まで多種多様なデザインで造られていてとても魅力を感じました。サイエンスホームに入社し、真壁づくりや外張り断熱など、サイエンスホームで採用している構造や技術を学ぶ中で、デザインに劣ることのない性能の高さを知り、また更にサイエンスホームが好きになりました。
見た目で興味を持たれるお客様が大半ですが、それ以上に暮らして満足する秘密がたくさん隠れています。ぜひ一度展示場や見学会、イベントにお越しいただき、サイエンスホームの魅力を体感してください。